病院の転換期で不安や不満を感じる職員が増え退職者も増加。疲弊するリーダーや管理職を支えたい。
導入先病院プロフィール
エリア | 大阪府 |
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病床数 | 約390床 |
導入サービス | リーダー・管理職研修 |
きっかけ
- 看護部長、看護師長が公開セミナーに参加し、同じ内容のものをほかのリーダーや管理職に受けさせたいと思った。
- 病院の変革時期にあり、いろいろな変化に職員がついてこられず、不安や不満が蓄積していた。それに伴い離職者も増加。対策の必要性を感じていた。
- 指導に苦慮するメンバーを抱えて悩み、疲弊しているリーダー・管理職が多いため、対応のための知識を付与したかった。
抱えている課題
- メンバーの不安や不満に対応するリーダーや管理職が疲弊している
- 組織の変革期にあり、漠然とした不安感や不満を感じる職員が増えている。
- 対応に苦慮する職員が増えている。
- 他組織や部門間の関係構築ができておらず、管理職が孤立しがちになっている。
提案内容
- 対応に苦慮するメンバーへの対応方法についての知識付与の場と、管理職やリーダー同士が考えやアイディアを共有する場を作る。
- 環境が変わるときに人が陥りやすい心理状態を知り、変化にどのように備えたらよいかを学ぶ場を提供する。
リーダー・管理職研修の実施後アンケート結果(看護師26名参加)
全体評価としては「この研修に参加して良かった」と思う方が100%と満足度の非常に高い研修となりました。特に「グループワークで理解や気づきを深めた」「仕事に活用・実践できる」「自分の仕事に役立つと思う」などが良い点として挙げられました。
総合評価
設問:全体を通してこの研修に参加してよかったと思いますか
参加者の感想
- 3時間あっという間でした。もう少し研修を受けたいと思いました。
- グループワーク、質疑応答の時間もしっかりあったので、理解しやすかったです。
- 現場のイメージがしやすかった。
- 質問の時間もあり意見が言えた。
- 多種職の方と同じ問題について共有でき、意見交換できたことがよかった。
- チェンジマネジメントのお話ができてよかったです。
- 初めてのことで、話しやすく楽しい時間でした。
- 話すスピード 話し方がすごく分かりやすく聞き入れた。
- 日々のルーティン業務や多忙の中で立ち止まって話し合う機会になってた。
- 事務所、コメディカル部内の管理職が出席されていないのはどうしてでしょうか?最も必要なメンバーがいないのはなぜでしょうか?
- 普段ゆっくり話したり、共有できない人たちと話ができたのがよかった。
詳細評価
グループワークでの気づき
- 怒りや変化の不安について知ることができた。
- 色んな意見が聞けるのは率直に勉強になる。
- 色んなセクションの方の考えが生で聞けて本当に良かったと思います。
- 具体的な内容であり想像しやすかった。
- 言葉に出す事で問題が広く深くつながる。自分では考えれない人の意見が聞けた。
- 様々なタイプの人がいる中で具体的な対応方法について知ることができました。
- 自分の気持ちを第三者に聞いてもらえることで少し気持ちが楽になった。
- 事例に基づく解説がありわかりやすかった。
- 事例をとおしてほかの人の考えを知ることが出来た
- スタッフの背景は大切。
- 全てにおいてわかりやすく、よかったです。
- それぞれ部署のちがいはありましたが、色々お話ができてよかったと思います。
研修で学んだことを職場でどのように活用するか
- 「不安があるが一緒にやっていこう」と言っていきたい。グループでもこの言葉を言い合いました。
- 怒り、不安な背景には何があるのかコミュニケーションを取り共有していきたい。
- 怒りを抱えている人の内側に寄り添ってみたいと思いました。
- 今は発達障害のスタッフと関わり、周りのメンバーのフォローに悩んでいたので、今日のことを活用してみたいと思います。
- 管理職1年目でとにかく今日の勉強は素直に実践してみようと思う。
- 業務改善を行う際は丁寧に説明を行う。
- 去年の1月に入職し9月に主任になりました。以前の職場では一番立場が弱い人間だったので今も自身がありません。自己評価(低い)と他社評価(高い)の温度差についていけません。なので、まだ下に何かを指導するというイメージができずに苦労しています。後輩、実習生の指導で困るスタッフが居た時に伝える内容、伝え方として一つのツールにしたいと思います。
- 困った人の対応を考える際、その人のとらえ方。
- 最後の変化に対するチェンジマネジメントについて「私も不安だけど皆で解決していきましょう」と伝えていきます。
- 仕事ができるようにならないメンバーに対して、何度でも考えるのが普通だと思っていましたが、リミットを設けることも必要とのこと。驚きました。自身の頭の中にはない考えでした。