導入事例
プリセプター研修

2024年10月9日

新入職員の最も身近な指導者であり新人のメンタルにも強い影響を持つプリセプター。人によって若手への対応が強すぎたり感情的になっているため、指導方法を学ぶ研修を導入いただきました

導入先病院プロフィール

エリア 愛知県
病床数 約350床
導入サービス プリセプター研修

きっかけ

  • プリセプターからの指導が強すぎるため、メンタル不調になる新人が発生した
  • 指導が難しい新人への対応に苦慮したプリセプターが、感情的に指導している場面が散見された

抱えている課題

  • 近年指導の難しい新人が増加傾向である
  • 指導の難しい新人がいても、指導方法は個人の判断に任されており、適切な対応方法を学ぶ機会がなかった
  • プリセプターとの相性や関係性が、新人のメンタルヘルスや定着に影響している

提案内容

①・②を順番に実施しました

①発達障害など、指導の難しい職員への対応方法などを学ぶプリセプター研修

②指導や対応方法に困ったときの相談窓口の設置

プリセプター研修の実施後アンケート結果(看護師24名参加)

全体評価としては「この研修に参加して良かった」と思う方が100%と非常に評価の高い勉強会になりました。特に「参加者同士で自由な発言や率直な意見交換ができた」や「自分の仕事に役立つ」「研修で学んだことを活用・実践できる」の評価が高かったです。

参加者の感想

  • 具体的な指示と抽象的な指示について、個別性を大切に活用しようと思った
  • 自分が一年生のときの気持ちを忘れない
  • イライラしてしまった時にはゆっくり深呼吸していきたい
  • 新人さんに対してイライラ?してしまうこともあるため、少し時間をおいて対応する
  • とても良い時間、良い気づきになりました。

グループワークでの気づき

  • 違う視点を知れた
  • 自分にない視点からの意見もあり新鮮だった
  • 意見を交換できて有意義だった
  • グループワークを通して自分になかった意見を聞くことができた
  • 自分にない考えを知ることが出来た
  • 自分が考えていなかった意見を聞くことができて良かった
  • みんな思っていることは同じであったこと
  • 他部署の方の意見を聞く機会がなかなかないので、聞けて良かった
  • 指導するうえで私がどう思っているか聞き、できるだけ早く振り返ることが大切だと思った
  • 自分だけの意見ではなく、他の意見を聞けたことで改めて学ぶことができた

研修で学んだことを職場でどのように活用するか

  • 指導側が一方的にならず、本人の思いを聞いたり指導側にも悪い点がないか考えたりチェックリストを修正する
  • 自分の大切にしていることは何かを理解する
  • 人それぞれ得意なこと、苦手なことがあり、人にあった指導が大切
  • 自分も相手も感情のある人間。相手の立場になって考えることも大切
  • 自分を客観視すること
  • 指導内容を見直すこと。新人へ関わり方
  • 人によって捉え方、考え方が異なるということ
  • イライラしたとしても普段から感情のコントロールを意識することが大切
  • 指導する側とされる側に対策できることがある
  • イライラを自覚すること
  • 指導者側の問題もある
  • 自分について知ること
  • 自分の感情をコントロールすること
  • イライラしたときは深呼吸、客観的に考える
  • 感情のコントロールのコツ
  • 自分が当たり前と思っていることは他の人にとっては、そうでないかもしれない
  • 指導するうえで自分の感情をコントロールし、余裕を持った心で相手の話を聞きながら指導を行っていくことが大事
  • 相手の気持ちを考えて行動を行っていく