導入事例
ハラスメント研修

2024年10月11日

「職員のハラスメントリテラシーを高め全職員が居心地のよい職場づくりをしたい!」という院長のお考えからハラスメント研修の導入をご決断いただきました。

導入先病院プロフィール

エリア 東京都
病床数 約450床
導入サービス ハラスメント研修
2023年10月

きっかけ

ある管理職が、職員からの「ハラスメント被害を受けた」という一方的な訴えにより、不適切な対処を受けてしまった。その状況を見ていて、全ての職員がハラスメントに関する正しい知識を身につけ、気持ちよく働ける職場づくりをしなければならない、と痛感していた。

抱えている課題

  • 職員がハラスメントに対する正しい知識を持ち合わせていないため、被害を訴えられた時の正しい対処ができていない・・・
  • 「ハラスメント」という言葉が独り歩きしており、適切ではない訴えも出てきている・・・
  • 管理職が「ハラスメントと言われるのではないか」と不適切な怯えを感じている・・・

提案内容

①全職員がハラスメントに対する正しい知識を持ち、適切な対処ができるようになるよう、全職員を対象としたハラスメント研修をご提案。

②問題が生じた時に正しい対処ができるよう、ハラスメント相談窓口担当者への教育と、対応に困ったときのコンサルテーションサービスをご提案

③問題の潜在化を防ぎ、早期発見につなげるためのハラスメント相談ダイヤルをご提案。

ハラスメント研修の実施後アンケート結果(看護師42名参加)

全体評価としては「この研修に参加して良かった」と思う方が98%と満足度の高い研修となりました。特に「グループワークで理解や気づきを深めた」「参加者同士での自由で率直な意見交換ができた」「自分の仕事に役立つと思う」などが良い点として挙げられました。一方で「研修で学んだことを仕事で実践できるか」については抑え目の結果でしたのでより実践に即した打ち手を今後検討していく必要があります。

参加者の感想

  • 良い職場にできるように頑張ります。
  • 講師の先生が素敵でした。
  • ディスカッション楽しかったです。
  • 色々とお話できて楽しかったです。
  • とても勉強になりました。ありがとうございました。
  • グループワークで話し合えてことが気づきになり良かった。
  • 学ぶ深い研修でした。ありがとうございました。
  • イライラしている相手、パワハラしている相手も実は困って 
     いるかもしれないと思った。
  • グループワークでの意見交換などで講義だけではない学びが
     ありました。

グループワークでの気づき

  • パワハラの講義を初めて聞きました。意見交換ができて良かったです。
  • 怒りのまえに原因となる感情がある。
  • 自分とは違う考えを聞けた。性別によって気をつけるところが違う。
  • 自分では考えてもいなかった考え方に気づけた。
  • 4人のなかでも考えていることや価値観が異なっていると知れた。お互いに話し合うことが大切。
  • どの部署でもあると感じた。
  • 他部署の人の意見を聞くことがないので(特にこのような内容は)新鮮だった。
  • 異性で考え方・感じ方が違うことに気づけた。
  • 人の意見を聞くことで受け取り方の違いや自分の感覚を認識できました。
  • いくつかの立場で感じ方が異なり、標準的なハラスメントの無い状態はつくれない。
  • 「一緒に考える」ことが苦手と思う人もいるなど、ハラスメントの捉え方が人によって違うこと

研修で学んだことを職場でどのように活用するか

  • イライラしている人の気持ちを考える。
  • 自分がハラスメントをする立場にならないように。そして、そうならない環境へと守ること。
  • もっと自分を客観視できるように意識したい。
  • 組織感情を変えるためのコミュニケーション。自分と向き合って自分を労ってあげたいです。
  • 「力」と「怒り」について意識し、職員育成で指導する側になる人たちへの指導に活用したい。
  • イライラしている上司・同僚に「どうしたのか」「何にこまっているのか」聞いてみる。
  • 大変きびしく対応する職員に対して、どのように指導していけばよいのか悩んでいたので学んだこと
     を活用したいです。
  • 後輩指導をする際に相手のことを知り、自分のことを知ってもらってから、できるような環境づくり
     をしていきたい。
  • 自分から自分の話をしてみようと思いました。
  • 自分を常に客観視できるようになり、自己コントロールできるようになりたい。
  • 日々の声掛けから実践していきたい。