病院の経営課題の一つでもあるハラスメント問題。問題の発生を防ぐためにまずは経営者の意識を高めることが必要との問題意識から次期病院長を対象としたハラスメント研修を導入いただきました
導入先病院プロフィール
エリア | 東京都 |
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病床数 | 約450床 |
導入サービス | 病院長・経営者向け ハラスメント研修 |
きっかけ
ある病院で導入いただいたハラスメント研修の反響が高く、他の病院長にも同様の学びを得てほしいというご要望があった
抱えている課題
- ハラスメント問題の発生や、それに対して適切は対処ができるか否かは経営にかかわる問題であるにも関わらず、病院長や経営者がそれについて学ぶ機会が乏しい
- 病院長や経営者の意識は他の職員にも大きな影響を持つにも関わらず、病院長、経営者の意識向上に取り組んでこなかった
提案内容
病院長・経営者向けハラスメント研修
医師・経営者向けハラスメント研修の実施後アンケート結果(11名参加)
全体評価としては「この研修に参加して良かった」と思う方が100%と満足度の高い研修となりました。特に「グループワークで理解や気づきを深めた」「仕事に活用・実践できる」「自分の仕事に役立つと思う」などが良い点として挙げられました。
総合評価
設問:全体を通してこの研修に参加してよかったと思いますか
参加者の感想
- 医療という職場背景をよく考えてくださっていたと思います。
- グループワークは双方向性の講義として重要であり、研修には必ず取り入れるべきであると思う。
- オンラインでもいいのでシリーズとして参加させていただきたいと感じました。
- Case studyを交えて意見交換し、正解を導くように気を配っていただいたと思います。
- 講義とディスカッションとバランスよく行っていただきました。
詳細評価
グループワークでの気づき
- 価値観は変化するものであることを理解した。
- その⼈の背景を考える必要がある。
- 具体的なケースに対して、グループワークにより評価や対応などを共有できた。
- 学んだことをもとに考えをまとめていくワークは理解不足や足らないところを思い知らされて有意義でしたし、他の先生の意見でも気づきがあり、とても有意義でした。
- 他の人の意見を聞けるまたとない機会となった。
- 診療科や世代が異なる先生方の考え方を知ることができ、また、大きなギャップがないことも知ることができました。
- 参加者同士の意見交換で、本質的な部分に迫ることのできる話題だったのが思いがけず有意義でした。
- 講義を聴いたうえでも各個人の考え方にだいぶ違いがあることが分かったから。
- 同じ医師でもいろいろな受け止め方があるという点。
- 似たような職位や年代の受講生だったので、我々の世代の感覚を認識し、これからの世代の感覚との違いをさらに考えていくきっかけとなりました。
- お互いのキャラクターの把握が不十分であったためジャブの応酬の様な議論になってしまいました
研修で学んだことを職場でどのように活用するか
- アンガーマネージメントが重要である事、数による圧の発生などに注意が必要である事を認識できた。
- 指導の受け手が、どのように考え、感じるかを想定したうえでの指導を心掛けたいと思います。
- 医療現場の職業環境の特性などについて再認識させていただくことができた。
- ハラスメントについて理解を深めることができ、パワーハラスメントにならないように部下に指導するのにはどのようにしたらよいか考えるきっかけになった。
- 互いの感情のギャップを確認して、行動を考えるということ。
- 世代間の感覚の違いを意識し、適切なコミュニケーションに努めたいと思います。
- 組織のパワーバランスと個人キャラクターの関係を普段から深慮する必要があることを学びました。