病気の概要や検査、診断、治療についてわかりやすく解説した患者向けのWebサイト「メディカルブレイン」(URL:https://medical-b.jp/)をリリースいたしました。
リリースの背景
現在の医療現場では、インフォームドコンセント(医療行為を受ける前に、医師および看護師から医療行為について、わかりやすく十分な説明を受け、それに対して患者は疑問があれば解消し、内容について十分納得した上で、その医療行為に同意すること)の普及により、患者とその家族にとって、正確な医療情報のニーズがますます高まっています。
一方で、インターネットには誤った医療情報が氾濫しており、患者は信頼できる病院の裏付けのある情報発信を望んでいます。ネットで信頼できる情報を得るにはヘルスリテラシーが必要ですが、それらの情報を発信している病院は少なく十分に入手できてないのが現状です。
さらに、病院ホームページは診療所の医師を対象に制作されていることが多く、専門用語などが多いため、患者が読んで理解するには難解です。
このような現状を踏まえ、患者とその家族にとって病気の正しい理解と、治療の選択の手助けとなることを目的に、病気と治療の正しい知識を分かりやすく伝える検索サイト「メディカルブレイン」を開設いたしました。
サービス概要
バリューメディカルはこれまでに「病気と治療がわかる本」シリーズを42病院で出版しており、大学病院や国公立病院などの医師や看護師、メディカルスタッフにより、1,200以上の記事を執筆いただきました。今回、その中の病院にご賛同いただき、本サイトでは900以上の記事を掲載しております。
ひとつの病気について複数の病院の記事があるため、それぞれの視点での解説を読むことが可能です。また、独自の機能により患者は「私はどういう病気にかかっていて、どのような治療を受ければいいのか」「どのような治療法があるのか」など、正しい知識を得ることができるほか、サイトにて会員登録をしていただくと、興味関心のある病気について最新の情報を受け取ることができます。
「メディカルブレイン」の3つの特長
読みやすさ・わかりやすさ
難解な専門用語には解説や言い換えを施し、イラストや図表・写真を多数使用するなど、読みやすさ・わかりやすさに努めています。
専門性・先進性の高い豊富なコンテンツ
全国の大学病院・国公立病院などの医師たちによる、裏付けのある病気や治療の解説を掲載しています。
便利な3つの検索機能
以下の3つの検索システムにより、知りたい情報にすぐにたどり着くことができます。
「部位別症状検索」「五十音順検索」「カテゴリー検索」
また、ひとつの病気について複数の病院の記事が表示されるため、患者とその家族にとって病気の正しい理解と治療選択の手助けになります。
医療機関との連携
メディカルブレインは、愛知医科大学病院、いわき市医療センター、大垣市民病院、大阪母子医療センター、済生会吹田病院、滋賀県立総合病院、四国がんセンター、中部ろうさい病院、富山大学附属病院、浜松医科大学医学部附属病院、平塚市民病院、福井大学医学部附属病院、藤田医科大学病院(五十音順)の医師やメディカルスタッフに記事を執筆していただきました。
各記事は執筆した医療機関と連携しており、記事から医療機関のホームページや診療科サイトへアクセスすることが可能です。
各医療機関の診療科への理解を深め、病院に対する信頼感・親近感が高まることで、受診するきっかけにもなります。
今後の展開
医療機関からの提供記事や病名などの記事コンテンツは、随時追加、更新を行っております。今後も継続的に医療機関に働きかけ、病気と治療をわかりやすく伝える記事をより充実させていくことで、患者とその家族の信頼できる医療情報ニーズに応えていきます。
リリース記事
https://medrt.co.jp/pr/pdf/news-2023-0713.pdf
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000058805.html